車載型MCA無線電話装置 MCA2A(800MHz帯)


取付場所を選ばない。クラス最小のボディ容積、わずか406ccを実現。

現在、首都圏や都市部では、アナログ波方式も満杯状態に近づき、新規にはデジタル波方式への移行が進んでおりますが、全国的に見ると、依然アナログ波方式の需要が高いことから、車載型アナログMCA無線機MCA2を開発しました。
本機はMCA無線機に対するユーザーからの様々なご意見、ご要望をフィードバックした製品です。たとえば、ユーザーニーズに合わせて選択できるシンプル/多機能の2つのマイクを設定しています。さらには、フルリモコンマイク方式の採用に加え、クラス最小のボディ容積を実現したことで、限られた車内空間の中でも容易に設置スペースが確保できます。もちろん、業務機に要求される堅牢性/信頼性にも十分応え、将来的な市場ニーズを的確にとらえた製品に仕上がっているものと確信いたします。




 *クラス最小のボディ容積約406ccを実現。 (突起物を除く)
 *業務形態に合わせて選択できる、2タイプのフルリモコンマイクを設定。
 *2群同時受信機能。




■クラス最小のボディ容積
寸法は幅125×高さ25×奥行き130mm*、ボディ容積406cc*の超コンパクトボディを実現したことにより、設置場所の自由度が格段に向上しています。しかも、12Vまたは24V系のバッテリーに対応していますので、取り説の送付依頼外部機器を設置する必要もありません。  ※突起物を除く
■選べる2タイプのマイク
ユーザーニーズに合わせて選択できる、2タイプのマイクを設定しています。搭載している多彩な機能群をあますところなく操れる多機能マイクは、視認性に優れた大型LCDとテンキースイッチを装備。しかも、テンキースイッチには、バックライトを装備していますので、夜間でも抜群の操作性を確保しています。一方シンプルマイクは、2桁のセグメントLED表示と主要スイッチ類で構成しています。また、多機能マイクは直径36mm、シンプルマイクは直径40mmのスピーカーを内蔵し、必要十分な音量とクリアな音質を実現しています。
■2群同時受信機能*1
2つの制御局が受信できる機能です。制御局A、制御局Bのサービスエリアが重なる地点を走行中、A.Bおのおのに所属するT局またはU局から呼び出されたとき、従来機ですと、T局かU局のどちらか一方しか受信できません。この問題を解決するために2群同時受信機能を搭載し、どちらの局から呼び出しを受けても受信することができます。
■不在者着信メモリー機能*1
車から離れていたときに呼び出しを受けても、個別呼び出しを行った局のコード番号を記憶して、後から確認できる不在着信メモリー機能を装備しています。
■3タイプの呼び出し機能*2
・特定の1台だけを呼び出す個別呼び出し。
・グループをまとめて呼び出すグループ呼び出し。
・全員を一斉に呼び出す一斉呼び出し。目的に応じて使いわけができる、3タイプの呼び出し機能を搭載しています。
■電界強度確認機能*1
制御局の電界強度が確認できる機能です。ほとんどの携帯電話で使われている電界強度インジケータ表示を採用。一目見るだけで通話可能エリアであるかどうかを確認できます。
■コンパンダ機能
電波の弱い場所で、通話中にノイズが混じり内容が聞き取りにくい場合、ノイズを軽減し、通話内容を明瞭にするコンパンダ機能を搭載。
■その他の機能
・一般電話回線に接続可能*1(加入する制御局によります。)
・音声メモリ/再生機能*1
■オプション
・HM-110………シンプルマイク
・HM-111………多機能マイク
・PS-230………固定用電源
・EX-1921 ……レベルコンバーター
・RC-14 ………制御卓
 *1 多機能マイク接続時
 *2 シンプルマイク接続時は、基地局呼び出しと一斉呼び出しになります。




【一般仕様】
周波数 受信 850.0125MHz〜859.9875MHz
送信 905.0125MHz〜914.9875MHz

リザーブチャンネル
受信 834.0125MHz〜837.9875MHz
送信 889.0125MHz〜892.9875MHz

送信周波数は受信周波数より55MHz高く自動的に選択される
チャンネルスペーシング12.5kHz(6.25kHzインターリーブ)
チャンネル数2234ch
通信方式単信方式
発振方式水晶式周波数シンセサイザー方式
空中線インピーダンス50Ω不平衡
電波型式F2D,F3E
使用温度範囲-10℃〜+50℃
使用湿度範囲+35℃,95%
電源電圧DC13.8/26.4V ±10%
接地方式マイナス接地
消費電流 待ち受け時 約0.6A
受信最大時 約1.5A
送信時   約3.5A
外形寸法W125×H25×D130mm(突起物を除く)
重量約700g

【送信部】
空中線電力10W +20% -50%
周波数許容偏差±2×10-6以内
送信周波数受信周波数+55MHz(ID-ROMの照合による)
変調方式周波数変調方式
最大周波数偏移±2.5kHz以下
標準変調入力-45.5dBm ±3dB
変調入力インピーダンス600Ω
変調周波数3kHz以下
変調低域ろ波器 周波数の減衰量と1kHzの減衰量との比が80log(f/3)dB以上
(fは3kHz〜15kHz)
占有周波数帯域幅8kHz以下
総合歪及び雑音 標準変調で20dB以上
(装置の全出力とその中に含まれる不要成分の比)
隣接チャンネル漏洩電力-60dB以下
トーン信号周波数 151.4Hz,162.2Hz,173.8Hz,186.2Hz
(自動選択による一波)
トーン信号周波数偏差0.5%以内
トーン信号レベル±0.3kHz〜±0.6kHz以内(偏移)
制御信号符号形式NRZ符号
制御信号伝送速度1200bps(偏差200×10-6)
制御信号周波数 マーク周波数1200Hz(偏差200×10-6)
スペース周波数1800Hz(偏差200×10-6)
制御信号レベル±2.5kHz以下(偏移)
送信立ち上がり時間空中線電力が90%までに上昇するのに要する時間が40ms以下
送信立ち下がり時間空中線電力が10%までに低下するのに要する時間が10ms以下

【受信部】
副次的に発射する
電波等の強度
疑似空中線端子の電力4000μμW以下
受信方式ダブルスーパーヘテロダイン
中間周波数 第一 55.025MHz 第二455kHz(MAIN部)
第一 38.85MHz 第二450kHz(SUB部)
局部発振周波数 第一 受信周波数+55.025MHz 第二 54.57MHz(MAIN部)
第一 受信周波数-38.85MHz 第二38.4MHz(SUB部)
第一局部発振器の
周波数変動
±2×10-6以内(発振回路は送信部と共用)
感度3dBμ以下(12dB SINAD)
通過帯域幅8kHz以上/-6dB
スプリアスレスポンス60dB以上(12dB SINAD感度比、但し IF/2 50dB以上)
隣接チャンネル選択度60dB以上(12dB SINAD感度比)
相互変調60dB以上(3信号法 12dB SINAD感度比)
総合歪及び雑音 標準変調10μV入力で装置の全出力とその中に含まれる不要
成分の比が20dB以上
定格低周波出力スピーカーマイク 0.5W、外部スピーカー 2.0W
低周波出力インピーダンス

【制御部】
制御信号の伝送方式タイムスロットランダムアクセス方式
制御信号の変調方式MSK方式
使用する周波数の選択 MCA制御局からの制御信号により指示されたものが自動的に
選択されること。
ゾーン切替方式手動または自動
ゾーン切替装置全ゾーン切替可能
記憶装置の読み出し 記憶装置に書き込まれるすべての情報を読み出せるもので
あって、かつ、読み出す情報の番地の選択を手動または自動
により行う。
記憶装置の規格AK93C65F
制御信号の構成RCR STD-24に準じる
制御の手順RCR STD-24に準じる
連続送信禁止 無線設備の故障により電波の発射が連続的に行われた場合、
その時間が360秒になる前に自動的にその発射を停止するこ
と。(外部から解除できない)
通話時間制限通話チャンネルにて60秒、120秒、180秒
通話チャンネルの解除 通話チャンネルにて受信機入力電圧が引き続き0.3μV(-10
dBμ)以下である時間が2秒に達する前、または、終話信号を
受信した場合に、自動的に電波の発射を停止し、かつ受信す
る電波の周波数が制御局の送信制御チャンネルに自動的に
切り替わること。
空中線電力低下 0.32mV(50dBμ)から1mV(60dBμ)までの範囲で任意に設定
された値以上の受信機入力電圧が加えられた時、空中線電
力が自動的に1W以下に低下すること。


※定格・仕様・外観等は改良のため予告なく変更する場合があります。